大会主催の東海テレビさんで解説を務めるのは2年連続となる。
昨年大会に続いて、「日本プロゴルフグランドシニア(宝塚クラシックGC、27日・28日)」と日程が重なった師匠の芹澤信雄(せりざわ・のぶお)のピンチヒッターで、ブースに座る。
「いま男子ゴルフは本当に、若くて素晴らしい選手がそろっている。みんなすごく上手い」と、26日の初日からカメラの前でうなりっぱなしだ。
賞金1位を走る平田憲聖(ひらた・けんせい)は、デビュー時にも回ったことがあるといい、「当時からすべてが上手いし、オールラウンダー。気持ちも強い」と、にらんでいた通りの活躍ぶりだ。
今年の「日本アマ」を最年少で制して、大会初出場する15歳のアマチュア高校生、松山茉生(まつやま・まお)さんの飛距離には、度肝を抜いた。
「18番の残り距離は109ヤードですって。360ヤード飛ばすって…高校生ですよ! 第二の松山英樹だ…」と、嘆息していた。
その中にあって、藤田がつい共感するのが、7季連続曲げない男・稲森佑貴(いなもり・ゆうき)だ。
飛ばし屋たちのはるか後ろから長いクラブを持ち「止まらない…」と、嘆きながら、初日しっかり4アンダーで回っていた。
「あなた凄いよ」と、褒めたら喜んでいたそうだ。
「僕もそっち(シニア)行きたいです、だって。いや、あなた来たらシニア全部勝っちゃうでしょって…w」。
各ツアーで百戦錬磨のベテランだからこそ、語れる話がある。
今年も、国内のレギュラー&シニアを掛け持ちしながら、6月の「全米シニアオープン」でプレーオフの末の2位で現在、米シニアチャンピンズツアーのポイントランキングは44位。
同ツアーのプレーオフシリーズの参戦資格を得て、来月からまた旅に出る。
3戦目の同最終戦まで進出できれば、来季のシードも夢ではないが、「相当厳しいんですよ。そこを目指すとつらくなっちゃうんでね、まずこの場にいられるという喜びをかみしめながら、楽しくやれれば」と、さらりと言って、きょうの解説席に向かった。
「バンテリン東海クラシック」のテレビ中継は、下記スケジュールでお楽しみいただけます。
ローカル放送の28日土曜日まで藤田が、また全国放送の29日最終日は、藤田に加えて、大会2勝を誇る偉人の青木功が解説に加わります。
また、魔のホールと呼ばれる名物16番パー3のとことん生中継をLocipoとALBA Net、Sportsnaviで配信中です。
そちらもぜひお楽しみください。
⛳中継スケジュール
■9/27(金)10:45~11:30 東海テレビ(ローカル)/LIVE
■9/28(土)10:25~11:25、13:30~15:00 東海テレビ(ローカル)/LIVE
■9/29(日)16:05~17:35 東海テレビ-フジテレビ系全国ネット
⛳とことん魔のホール配信予定
■9/27(金)9時10分頃~全選手16番ホールプレー終了(15時40分頃)まで
■9/28(土)9時50分頃~全選手16番ホールプレー終了(14時10分頃)まで
■9/29(日)9時10分頃~全選手16番ホールプレー終了 (13時40分頃)まで