ひときわ注目を集める中、初日がスタート。
多くの声援を受けながら、もっともよい順位をマークしたのが今季初シードで戦う小木曽(おぎそ)だった。
序盤11番で10メートルを沈めるなど、後半ターンするまで4バーディを記録して、一時はトップを走った。
「4アンダーになった時点で、バーディが取れればさらにいい流れになったと思いますけど、ボギーが来ちゃった」と、上りの7、8番は悔やまれるが、「和合は、ボギーがくるコースですので…」。
アマ時代に初出場した2014年を含めて過去7回の出場させていただき、次第に速さを増すグリーンや、ピン位置によって豹変する和合の怖さは知っているつもり。
どんなに地元の期待を負っても、「入れ込みすぎないように…」と、肝に銘じるのは先週の教訓から。
昨季賞金26位の資格で初出場を果たした欧州共催は、賞金上位者しか出られない。
「日本選手も少ないし、モチベーションが上がりましたけど、気合を入れすぎました」と、予選敗退。
地元和合では、失敗しない。
欧州ツアーで6季連続シードを続ける川村昌弘(かわむら・まさひろ)は、福井工業大学付属福井高校時の先輩だ。
川村を追いかけプロになった。
あこがれの人に大舞台で久しぶりに再会し、「ゴルフ熱とか、変わってなかった。やっぱり、すごい人だな」と、実感した。
プロ入り後も川村の真似をしようとした頃もあったそうだが「やっぱり、特別な人だな」と、今は少し冷静にみられる。
「もちろん、あのレベルまで行きたいですけどまずは日本で勝たないと」。
今、目指すべきは、日本ツアーで1勝。
まずは和合で追いかける。
昨季、出場全試合で予選を通過。
難攻不落は、しぶとさこそ武器になる。
<放送・配信予定>
8:00~12:30 LOCIPO【インターネット放送】/練習場中継
8:30~13:30 CS放送【ゴルフネットワーク】1番H生中継
13:55~16:50 CBCテレビ
13:55~16:50 LOCIPO【インターネット放送】