今年4月の欧州共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」で優勝し、5月の「ミズノオープン」の3位で「全英オープン」の出場権を獲得したあと、欧州・DPワールドツアーに参戦。
日本に帰ってくるのは6大会ぶりだ。
桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が今週、久ぶりに国内戦を迎える。
会場の横浜カントリークラブは日大1年時にここで行われた学生試合「文部科学大臣杯」で優勝し、2年時の2018年「日本オープン」では2日目に「65」で単独首位に(最終結果は33位)。
「相性はいい」と自覚するコースで今季2勝目(通算3勝目)を狙いに戻った。
帰国した当日は、時差ボケで眠れないまま、早朝5時に有名牛丼チェーンに駆け込み、大好きな朝食セットを注文。
「やっぱり日本は落ち着くな…」と、堪能した。
本大会のあと、またイギリスの試合から旅回りを開始する予定で、今のうちに食いだめしておく。
先週のパリ五輪・男子ゴルフに続いて、今週はこの日7日から始まる女子ゴルフにも大いに注目している。
代表の笹生優花さんは、高校時のフィリピン留学時代に、一緒によく練習した。
「気になります。応援したいですね」。
寝不足を気にしながらの本戦になる。
松山が銅メダルを獲得した瞬間ももちろんチェック。
「言葉にならないくらいすごかった」と、感動したが、でもお祝いのメールは送ることはあえて控えた。
「松山さんも本当は金が獲りたかったと思うので。3位で僕がおめでとうございます、というのはどうなのか?」。
松山の本音を思えば、軽々なことは言えなかった。
桂川が男女共に、パリ五輪に注目するのには、10月に出場予定の「フランスオープン」の会場が、同じル・ゴルフナショナルだからでもある。
「どんな感じか見ておきたいので…」と、コースチェックも兼ねている。
開幕前日のプロアマ戦では、アテネと北京で2連覇2冠の競泳・金メダリスト、北島康介さんとの初ラウンドにも恵まれた。
プレーの合間に北島さんから水泳を取り入れたトレーニング法を勧められたそうで、「水の中で息を止めると無になれる、と。気持ちもすごくリフレッシュできると教えていただいて。さっそく取り入れてみようと思っています」。
五輪尽くしのヨコハマが始まる。