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ハナ銀行 インビテーショナル 2024

3位の前田光史朗は韓国⇒地元栃木へ「いっそう気合が入ります」

プロ3年目の今季、初シードで戦う前田光史朗(まえだ・こうしろう)が、3打差の3位タイに入った。



最終日は4差の4位タイから小木曽を追い、4アンダーの「67」。

「きょうは風が一番強くて。安全に安全に、といっていたのでなかなかチャンスが作れなかった」と、前半9ホールは1オーバーと苦しんだが、後半入ってすぐ10番から3連続バーディが来た。


「パットのタッチは前半からよかったので焦らずにできたのが、好スコアにつながった」と、17番では長いバーディトライを沈めてガッツポーズも出た。

18番も、奥の傾斜を使って巧みな連続バーディ締め。
初優勝には届かなかったがアウェイで「マエダ」の名前を印象付けた。


同組で回った韓国の張裕彬(チャン ユビン)も最終ホールのバーディで、小木曽に追いつく粘りを見せていた。

「目の前でよいプレーを見られたので刺激を受けました」と、韓国土産をスーツケースに詰め込み“帰省”する。


栃木県の下野市出身で、地元・作新学院高校卒。

翌週の選手会主催「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」は地元開催だ。


「より一層気合が入っていますし、頑張りたいと思います」。

昨季の賞金レースを引っ張った中島啓太(なかじま・けいた)や蟬川果(せみかわ・たいが)、平田憲聖(ひらた・けんせい)らと同学年。
23歳が飛躍のチャンスを迎えている。

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