Tournament article
ジーン・サラゼン ジュンクラシック 1999
雨の中、シュートアウトゲームを開催
当初は10番、14番、15番、16番、17番、18番の全6ホールを使用して競われる予定だったが、荒天により急きょ18番ミドル(485ヤード)の1ホールのみに短縮。飯合肇・競技委員の進行のもと、降りしきる雨の中、尾崎健夫、加瀬秀樹、米山剛、桑原克典、細川和彦、横尾要、片山晋呉の7選手が参加。
競技は、セカンドをピン左横4メートルに乗せパーとした桑原と、左バンカーから1メートルに寄せてパーを獲った横尾が奥バンカーからのアプローチ戦でプレーオフに突入。
だが、10メートルに寄せた桑原が、バンカー外から打って失格となった横尾に勝って、勝負はあっけなく決まった。
桑原は、賞金100万円を獲得。全額チャリティに寄付した 優勝賞金は100万円。桑原は、賞金をそっくり栃木県 財団法人日光杉並木街道保護基金へチャリティした。
ゲームの後は、選手らめいめいが獲得した賞品が、オークションに出され、来場したギャラリーによって競り落とされた。
倉本昌弘・選手会長が、夫人のためにと定価11万円のコートを、3万円でゲットして、会場の笑いを誘う場面も。
他に、高級腕時計や、桑原が獲得した優勝副賞のテレビが6万円で競り落とされるなど、総額21万円が集まり、収益はすべて馬頭町広重美術建設基金にチャリティされた。
シュートアウトゲーム全成績
優勝:桑原克典
2位:横尾要
3位:加瀬秀樹
4位:尾崎健夫
5位:片山晋呉
6位:細川和彦
7位:米山剛
※5位以下は、第2打を池ポチャでギブアップ。3位以下は、グリーン奥バンカーからのアプローチ合戦で決着。