Tournament article
アコムインターナショナル 1999
「最初はまったくパットのタッチが合わなかった」と首位タイの小山内護。
「出だしの2番で4メートルのが入ったけど、これはたまたまカップの向こう淵にパコーンと当たってガンと入っただけだったんです。
で、これはマズイと思って、『ショート目、ショート目』と気をつけて打っていたら、急に6番でタッチが合い出して、やっと、8番、9番で5メートルのが入ってくれました。
ただでさえ強く打つほうだから、はじめは『どんなに軽く打ってもオーバーしちゃうよ〜』って思いましたよ。
そのあと、急に入り出して、10番は2メートル、11番は3メートル、15番なんか、10 メートルくらいの長いのが入っちゃった。
初日に首位に立つなんて初めてだよ。いっつも、後から追い上げるほうだから。なんか気持ちいいね。すぐに乗っちゃうタイプだからこのまま行っちゃいたいよね。 マッチプレー(9月)に勝ってから、ショットの調子はすごくよかったんだけど、パットとアプローチがあまりにも悪すぎたかな。
でもゴルフの調子は悪くなかったけど。
8月からやってる、体のケアが大きいかな。ストレッチやケアをする前は、指で背中を押されただけでも痛くてどうしようもなかったんです。肩甲骨が動かなかったっていうのかな。それであのころは、バッグスィングでトップが肩まで入らなくて、飛距離も落ちていた。これではいけないと思って、がんばって、プレー後と朝のストレッチをずっと続けてきたら、すんごく調子が良くなってきたんです。飛距離も元に戻りましたよ。
きょうはパーオンできなかったのは、17番ホールだけ。明日からもティショットで飛ばして、セカンドは短いクラブでしっかり乗せて取っていきたいな」