先週のチャンピオン・宮瀬博文は3位タイでホールアウト
18番で4メートルのバーディパットを沈め、「いい感じじゃないですか〜」とゴキゲンであがってきた宮瀬博文。
この日は、風速6メートル前後の風がふいたことと、グリーンがますます硬くなったこともあり、「他の選手があまり伸びなかったのはアプローチでうまく寄せれないと（グリーンを）はずしてしまうからじゃないかな。僕は今日はアプローチとパットがすごくよくて、はずしても、うまく拾えたから」とニッコリ。
先週の三菱自動車トーナメントでツアー3勝目。「これまでの2勝のあとの翌週は、どちらも予選落ちをしてしまってた。だから今週はまず、予選通過が目標」と、この水曜日に語っていた。
それが、2日目1アンダー、40位タイで辛くも予選通過をした途端に大まくり。
3日目22位、そしてこの日最終日はベストスコアタイの66でまわり通算8アンダー、3 位タイ。当初の目標を、大きく上回ってのベスト5入りで、成長の跡をしっかり見せた。

これで全英オープンランクも2位につけた。「行けるのかなあ、本当に！　あと（全英オープン日本予選の）3試合頑張って、全英に備えなくちゃね」と、早くも心はセントアンドリュースに飛んでいるようだった。

• 宮瀬 博文