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JCBクラシック仙台 2000

「本当の実力・・・なら、なおいいんですけど」

411ヤードを記録した岡茂洋雄

今週は、11番(411ヤード、パー4)、15番(589ヤード、パー5)でドライビングディスタンスが実施されていた。
4日間平均でもっとも飛ばしたのは、303.38ヤードの久保谷健一。ドライビングディスタンス賞として、JCBギフトカード(50万円分)を獲得した。
が、実はその陰で、なんと、411ヤードを記録していた選手がいた。
180センチ、80キロ。ひょろりと長身の、岡茂洋雄だ(=写真)。
最終日の11番。ティショットをグリーン横のバンカーまで運んでいた。「ええっ、距離にしたらそんなにあったんですか〜。それはすごい!! スコアは悪かったけど、嬉しいなあ」と岡茂。
もっとも、脅威的なその飛距離にはワケがあった。
「実はね・・・球がカート道を跳ねてるのが見えたんですよ。はっきりとした回数はわからないけど、あれはきっと3回は跳ねてるなあ。でも、これ、内緒にしてもらえません?(笑) だって本当の実力なら、かっこいいじゃないですか。昔は僕も300 ヤードとか飛ばしてたんですけど、今なんてもう若くないから、せいぜい270くらいですもん(笑)」

カート道のおかげとはいえ、記録は記録。これは当分、破られそうもない。

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