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〜全英への道〜ミズノオープン 2000

「早く稼いで、定額貯金でもして、余裕を持ったゴルフをしたいね」

 15番パー4から5メートル前後のチャンスパットを決め、3連続バーディを奪って通算6アンダーまで伸ばしていた尾崎将司は、18番パー5の第2打を池ポチャ。ボギーを叩き、結局、通算5アンダー9位タイに後退した。
 「ゴルフそのものは、だいたい上向きになってきた。しかし…ロングホールで3つもボギー…こんなバカことはないわな(苦笑い)。完全なる取りこぼし。まあ、今日はピンが振られていたから昨日より、ピン位置が難しかったわな。ラフにいれると、グリーンを捉えられないような状況も多かったからな。
 やっぱり、ここのコースは『行き止まり』のコースが多いよ。それで、思いきって攻めづらいんだ。全英オープンはラフが深いけど、まっすぐだからな。
 今年は、“貯金”がないからどうしても苦しいゴルフになる。“利息”で遊べないからな。早く稼いで、“定額貯金”でもして、余裕を持ったゴルフをしたいね。
 しかし、3連続バーディもそうだけど、いいパットが入っている。ああいう感じで、やれつつはあるよ」

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