Tournament article
久光製薬KBCオーガスタ 2000
田川市出身の手嶋多一
手嶋が全国に名を売ったのが、96年の今大会だった。
首位の尾崎将司と5打差の10位タイからのスタート。9バーディ、1ボギーの64と爆発して、尾崎と並んでプレーオフに突入した。
惜しくも2ホール目に敗れたが、尾崎にも「手嶋もよくやった。…悪いことしたな」と言わしめたほど、その実力は高く評価された。
その翌年も2位タイに入るなど、ここ芥屋とは相性がいいだけに、今年も地元ファンの期待に応えたいと、意欲を見せている。
「ここところ調子が悪くて…3週間ほど稼げていないんです。でも毎年、この大会ぐらいから調子が上がって行く傾向にあるので、ここでいい成績をあげてペースを作っていきたいですね。
今日はプロアマ戦で18ホールまわりましたが、グリーンが昼ごろからだんだん固くなってきていました。明日以降、天気が続くとラフからのショットは止まらなくなると思うんで、ティショットはフェアウェーキープを心がけ、手前から堅く攻めていきたいですね。
昨年は、地元の方々の期待に気負いすぎたのか、熱くなりすぎて予選落ちしてしまったので今年は涼しい気持ちでスタートしたいな(笑)」