Tournament article

日本オープンゴルフ選手権競技 2000

寒さ、雨、風。鷹の台がいっそう牙をむく―

 この日の平均ストロークは76.275。前日初日の75.036より、ワンストローク以上もあがった原因は、前日の25℃を超えるポカポカ陽気から一転、朝から冷えこみ、ときおり小雨まじりの風が吹きぬける難コンディション。
 1オーバー、11位タイにつけた尾崎将司(=写真)は、「寒さのせいで飛距離が出なかった。朝のうちなんか、5番アイアンが160ヤードしか飛ばなかった。昨日の夏のような暑さからいえば、セカンドで完全に1クラブは番手が上がっているよ」と語った。
 また、478ヤードと距離のある18番パー4は、前日のフォローがアゲンスト風にかわり、パーオン率はわずか12.32%、難易度はランク1位に。
 もともとの難コースに悪天候が加わって、鷹の台がいっそう、牙をむいた。

 その中で、前日首位の尾崎、田中、川原がそろって耐えて、通算3アンダーで首位キープ。
 なお、予選カットラインは8オーバー、57位タイまでの62人。

関連記事