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東海クラシック 2000

不調だったパットが決まってノーボギーの66

手嶋多一が首位タイで決勝進出

 12番パー5。ピンまで4メートルのグリーン左奥エッジからの4打目をアプローチでカップイン。17番パー4でもグリーン左手前のラフから、ピンまで8ヤードの第3打をアプローチをそのまま放りこんで、2つのチップインバーディを含む6バーディ、ノーボギーで回った手嶋。
 この日はここ最近、不調を訴えていたパットも面白いように決まり、久しぶりの首位タイで決勝ラウンド進出だ。

 「いきなりで出だしの10番で8メートルのパーパットを入れて、それで気分よくスタートできたみたいです。
 前半、0パット(チップイン)が2個の9パット。今日は近年にないくらい、パットが入ってくれました。
 ここのところ、ずっと悪くて、チャンスについても入らないとか、流れが非常に悪かったんで、パターのシャフトを変えたり、いろいろ試して結局、3週間ぶりにパターを元のもの(ミズノ301)に戻しました。
 それと、先週1週間の休みの間にコースに出て打ち方からすべて変えようと思っていろいろやってみたら、アドレスのとき、頭が地面に近すぎることがわかりました。
 調子が悪くなって自信がなくなってくると、どうしても上半身が球に近づきたくるなるんですね。それでも無理してピンに寄せようとするから、悪循環になる。
 それで、セットアップを高く構えるようにしたんで、今週はかなり良くなりました。
 そろそろ、もうひとつ勝ちたい。僕はいつも秋からいいもんで、今週はなんとかトップ10に入り、あと10週、今からちょっと頑張っていこうと思います」

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