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東海クラシック 2000
首位でスタートした手嶋多一は7番で痛恨のダボ
首位タイでスタートした手嶋は、7番パー5で痛恨のダボ。
ティショットが右林の木に当たって急落下し、「25ヤードも飛ばなかった(笑)」。
だが悲劇はこれで終わらない。
スプーンでの第2打はまたもや右の林の中へ。
グリーンが狙えず、いったんフェアウェーに出したが、今度は引っ掛けて左の林。
そこからようやく乗せて5オン2パットと、散々な内容に「あのダボのせいで『取り戻さないといけない』と焦ってしまいましたよ」と手嶋。
さらに終盤の15番パー5で、5メートルのバーディパットを「取らなくちゃ、と狙ったのに」まさかの3パット。
「あれは、本当にカチンときて切れてしまいそうになった…」。
しかし、なんとか堪えて16番パー3で2メートル半、17番では2メートルの共にパーパットを沈めてピンチをしのぐと、ラスト18番は5メートルのバーディパットを決めて、そこで手嶋はようやく笑顔に。
3日目をなんとかイーブンパーでまとめ、通算8アンダー、3位タイでホールアウトし「今日は久しぶりの首位でのスタートだったんで、緊張してたんです。明日はもっとビシっと行きますよ」と、最終日にむけ、気持ちを入れ替えていた。