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ダンロップフェニックス 2000

「ゴルフは、いつまでやっても飽きないよ」

プロアマ戦でわきあいあい。得意の“青木節”でラウンドを盛り上げる
今年59歳を迎える青木功が、久々に国内ツアーに登場する。
 米シニアツアーを主戦場としている青木だが、昨年夏に痛めた肩や腰の調子が引き続き、芳しくなく、賞金ランクは51位。2年連続で賞金ランクによるシード権を逃した。
 米シニアを撤退し国内復帰を求める声は多いが、“世界のアオキ”は前を見つめることをやめない。

 「勝てないからって、それでゴルフに飽きるってことはないんだ。良いときばかりじゃない。結果うんぬんより、何かテーマを持って取り組み続ける限り、ゴルフに飽きるということはありえない」ときっぱり。「今、そのテーマを捜している最中なんだ。テーマさえ見つかれば、また勝てるはず」と青木は力を込めた。

 「今年9月の米シニアツアー、ヴァンテージ選手権で、自分でも何の為に戦っているのか、わからなくなってきたんで、日本に帰ってきてたんだ。
筋力を維持するためのトレーニングもはじめたかったし、ただゴルフをやってるだけじゃなくてね、追い求めるものが欲しいと思ったから。何か、テーマを見つけたいと思ってね。

ゴルフは飽きないよ。飽きるっていうのは、良いときばかりを追い求めるから。
悪いなら、悪いなりにやることが一杯あって、キリがない。

何かテーマを見つけられれば、また必ず勝てると思っているしね。今週はゴルフの調子は良いんだけど、約1ヶ月半も試合から離れているから、ゲーム勘がね。どうなるかわからないけれど、精一杯頑張るつもり」

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