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カシオワールドオープン 2000

「明日は明日の風がふく…」

青木、ランガーのビッグネームの前で好スタートを切り
山本昭一は「最高です」

 田中秀道が体調不良のため欠場。その代役を務めることになった山本昭一が、青木功、ベルンハルト・ランガーというビッグネームに挟まれながらも、4アンダーでまわり、6位タイと大健闘して初日を終えた。

 「友達から火曜日に、『空きが出そうだ』と電話をもらって、急遽飛んで来ました。そうしたら、田中君のところに空きが出たんですよ。
 練習ラウンドもなし、ぶっつけ本番でまわってます。昔(94年)1回、出場したことがあって、そのときは1.5ラウンドで棄権でした。2回まわったインコースは憶えてますが、アウトコースはほとんど記憶なし。こんな景色だったけ、なんて思いながらまわってましたよ。

 青木さんとランガーとのラウンドは緊張しました。彼らは僕がゴルフを憶えて、テレビを見ていたときのスーパースター。
 今の若い子たちは、そういう選手もいた、という過去形だろうけど、僕の場合は、そうじゃない。物凄く緊張しました。今日はその緊張がいい方向に出たんだと思います。あの2人の前でこういういいプレーができて最高です。
 今日帰って1日のラウンドを振り返ったとき、あの2人のことを思い出すでしょうね。得るものも多いと思います。
 今日はティグラウンドからグリーンまで、まんべんなく良かったと思います。ここ独特の風もなくて良いコンディションでした。明日は明日の風が吹く、でしょうが、頑張ります」

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