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ファンケルオープンin沖縄 2000

「最後だから、やれるだけやる」

ランク3位の佐藤信人は、優勝が逆転の条件

 先週の日本シリーズで片山晋呉に抜かれ賞金ランキングを3位へ下げてしまった佐藤信人が、逆転で賞金王になるためには、優勝が最低条件。「物凄く可能性が低いだけに、かえって気が楽です」と言っていた佐藤だが、「最後だから、やれるだけやる」と最終戦に賭ける決意を語った。

 「今年最後なので、珍しく火曜と水曜、18ホールをプレーしました。
 コースはやればやるだけ難しいですね。苦労するのが見えています。
 グリーンは、入らないと、トコトン入らない気がします。マウンドがいっぱいあって、ボールがキックしてあっちこっちに行くんです。
 あとは風。
 グリーンまわりのアプローチは思ったように跳ねてくれませんね。逆目だと手前に戻ってしまう感じだし、順目はサーっと行っちゃう。
 アイアンとパターが勝負。2メートルぐらいでも、入らないと思ったら全部入らないでしょう。
 スイングは、全部インに引きつける傾向があって、まだ不安ですね。
 でも、先週よりはいい感じ。そんなに自信はないですけど、コースがこういう感じなので、ドタバタしながらも、ロングホールを確実に取りたいと思っています。
 ランク首位の谷口さんは、米ツアーのQスクールから強行スケジュールでこちらに来られるそうですね。…といって、別に思うところはないですけど、ぶっつけでこのコースまわったらビックリするんじゃないかな。それだけこのコースは大変だと思うんですよ」

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