Tournament article
タマノイ酢よみうりオープン 2001
▼ 最終日、トピックス 「あのホールは、自分のスタイルでやってミスが出ただけ」
この日鈴木は66でまわってトップに追いつき、まだプレー中の福澤には2打差の、通算16アンダー首位で先にホールアウトしてゲームの行方を見守った。
その目の前で、福澤には、20メートルものイーグルパットを決められ、興奮さめやらぬ空気の中、プレーオフへと突入した。
その1ホール目。
鈴木は、18番ティショットで、右に2発のOB。
打ち直しの第4打目は、2つでグリーンに乗せたが、ダボパットも決められず。
ボールを拾い上げ、バーディとした福澤に白旗を上げたのだった。
鈴木は、本戦の18番でも、ティショットを右OBすれすれのところに打っていることについては、「あれが僕のスタイル」と言い切って、来週以降の試合へと、気持ちを切り替えていた。
「18番はあまり好きなホールじゃないんです。あのホールは自分のスタイルでやってミスが出ただけ。左に打ち出すのは、僕のゴルフじゃないんです。
自分としては、そんなに悪いゴルフとは思っていません。
今日の目標は、66で回ることだったから、自分を責めることもできないし・・・。もし、18番でバーディを取って17アンダーにしていても、宮里君が18番でイーグルを取ってくるかもしれない、と思っていましたからね・・・。
また、来週頑張るだけです」