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〜全英への道〜 ミズノオープン 2001

2位タイの久保谷健一

 「とにかく調子が悪いので、前半は、必死に考えながらやるんだけど、イメージと、体の動きがまったく合わなくて・・・。ボギーにした分を取りかえそうと必死でやっていたけど、どうにもならなかったんですね。
 でも、後半から土砂降りの雨の中、スィングの調子を考える余裕もなく、もう気持ちだけでもピンを狙っていって、その結果、どこに行ってもいい!くらいの感じで打っていったら、最後、17、18でバーディが取れたという感じです。
 ショットの調子がほんとに悪いんですけど、悪いなりにも一生懸命頑張りたかった。
 あんなひどい雨の中でも、ついてくださっているギャラリーの方に、情けないところ見せたくなかったし、悪いなりに頑張っている気持ちが、伝わるゴルフがしたかったから・・・。ボギーを打っても怒らず、ミスはミスとして受け止めて、一生懸命やったつもりです。

 ショットの調子悪さは、具体的にいうと、手が余計な動きをする分、体がぎこちない動きをするというか・・・体がいうことをきかないんですね。
 だから、最後のほうは、とにかくアマチュアの人のレッスンのときみたいに、『ヘッドを振ってみろ』と自分に言いきかせてやっていたら、なんとか振れるようになってきました。
 今日は、悪いなりに最後でバーディが取れたのは、ほんとによかったですよ。

 明日は、4打差からのスタート・・・僕は、優勝なんて考えられませんね。
 今週は最初から、順位はどうでもいいから、とにかく調子を取り戻すことだけ考えてやっていましたからね。

 明日はとにかく、そのとき持ったクラブで、ベストスィングすることだけを考えて, ゴルフ自体はダメだけど、気持ちでカバーするプレーが出来ればいいなと思います」

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