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〜全英への道〜 ミズノオープン 2001
▼ 全英への道〜開幕直前、トピックス 「気を抜くな、といわれています」
先週の大会終了時点で、全英オープン日本予選ランクのトップは伊沢利光だが、伊沢はすでにワールドランク50位内の資格で出場権を獲得しているため、実際は、2位につけている手嶋が、その最上位者ということになる。
このまま順調にいけば、手嶋が、メジャー初挑戦の切符を手に入れることは間違いなさそうだが、それでも、ランク2位から、5位までの賞金額差は、わずか600万円弱と、まさかの大どんでん返しがない、とも言い切れない。
今大会、ホスト選手でもある手嶋は、主催のミズノスタッフに、「何が起きるかわからない。今週は、最後まで気を抜かずに行け!!」と、激を受けているそうだ。
「コース的には、こういう、一見どこに打っても大丈夫そうな、セパレートのないリンクスコースは苦手なんです。各ホールが林で区切られていて、“ここに打て!!”とコースが言ってくるようなコースのほうが好きなんで・・・。
でも今週は、契約先の大会でもあるし、やっぱり、全英には行ってみたい。確実に切符を手に入れられるよう、精一杯、ベストを尽くすつもりです」。
会場中の期待も背負いながら、手嶋は全英に向け、最終スパートに入る。