Tournament article
住建産業オープン広島 2001
プレーヤーたち、それぞれ1日-1
練習に励む、片山晋呉、谷口徹、佐藤信人…
2日目、中止が決まるとプレーヤーたちは思い思いのスケジュールを立て、目的地へ散っていった。
初日イーブンパー41位につけていた田中秀道は、「腰の状態も今日はかなり良かったし、まわりたかったですねえ…」とつぶやきながら、クラブハウスから空を見上げた。
地元・広島県出身で、実家は市内中区。「これからおばあちゃんの顔を見に帰ります。1日、ゆっくりしようかな」と、コースを後にした。
思いがけぬ休暇で連戦の疲れを癒そうと、休養につとめる選手たちの一方で、「帰っても、やることがないから」と、雨の中、コースに残った選手たちも。
中止が決定する前から、そわそわと外へ飛び出し、濡れそぼりながらスィングチェックをしていた佐藤信人は、中止が決まるや速攻で練習場へ。打ち込みのあと、続いてパッティンググリーンに向かい、熱心に球を転がしていた。