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ジョージア東海クラシック 2001

▼ 2日目、トピックス 「明日からも、強気でいく」

マンデートーナメントから勝ち上がり、今大会でツアーデビューを果たした白佳和(はく よしかず)が健闘

 今大会がツアーデビュー戦という白が、大健闘だ。
 「飛ばないかわりに曲げないで、アプローチとパットでつなぐ」という持ち味を、存分に生かした。

 11番は、奥のカラーから、パターでチップイン。
 1番、9番、10番以外は、すべて1パットで決めて、この日のパット数はなんと20。
 通算9アンダー、2位タイ浮上にも「緊張?・・・いえ、もともとのんびりした性格なんで、緊張はしなかった」と、度胸も充分だ。

 15歳のとき、父・憲沢さんの勧めで本格的にゴルフをはじめ、高校卒業後、すぐに三重県・阿山CCの研修生に。
 昨年、PGAのプロテストには合格したものの、ツアーのQTは3次でカウントバックの末、落選。最終ステージには進めなかった。

 今回の“デビュー戦”は、マンデートーナメントから勝ち上がり、自力で掴んだ出場権。
 「今週は、とにかくガンガン行くだけ、と思っていましたがまさか、こんな良い位置で予選通過できるとは・・・。今週の結果は、きっと今後の自信にもなると思う」と声を弾ませた。

 今大会では、ツアープレーヤーに転向後3年以内、またはツアー出場30試合未満の選手に、“新人賞”が設けられている。
 もちろん、白もその該当選手のひとり。
 ツアーでの初賞金に加え、“新人賞”の賞金100万円をも手に入れるためにも、「決勝ラウンドも強気でいきます」と燃えている。

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