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ジョージア東海クラシック 2001

「一発屋で、いきたいですね」

地元出身の丸山大輔が、憧れの舞台で好位置

 会場のほど近く、愛知県・瀬戸市で、小学校の低学年まで過ごした。
 「だから、名古屋の中日クラウンズと、この大会は、小さいころから、ずっと憧れだったんです」と、嬉しそうに打ち明けた。
 シード権をもたない丸山は、今週、水曜日に決まった欠場者の穴埋めとして、すべり込みでの初出場。
 急なことだったので、練習ラウンドはアウト9ホールしかできなかった。
 さすがに、“魔のパー3”と呼ばれる16番ホール。初めてティグラウンドに立った初日は、「ビビりました」と笑うが、伝統の難コースも「僕は曲げずに飛ばすのが得意。ティショットで打ち出し方向が狭くても、自信はありました」と、初日、2日目と、連日68をマーク。駆けつけてくれた親戚の声援も刺激にして、通算8アンダーで、5位タイと好位置で決勝に臨む。

 このあとの丸山のツアー出場は、残すところ、次週の日本オープンだけとなった。
 現在、賞金ランク98位とシード確定にはほど遠い丸山には、苦しい立場だが、まだまだ、諦めるつもりはない。
 目指すは「野仲茂」。3週前の大会で2位に入って1200万円を稼ぎ、一発でシード入りを決めた仲間を見習って、「守ってもしょうがないから、決勝ラウンドは、思い切って行く」丸山が、思い出の地で燃えている。

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