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三井住友VISA太平洋マスターズ 2001

「こんなところで、ボギー打つのいやや〜」(手嶋多一)「最後は、バーディ取れる雰囲気じゃなくて・・・」(久保谷健一)

午後3時、御殿場コースに低く垂れこめた雨雲


 午後スタートのトップ組がホールアウトしてきた15時ごろ。
 御殿場上空に垂れこめた雨雲で、コースは、まるで日没後のような薄暗さ。
 14番でこの日、7つ目のバーディを奪った久保谷は、この日のベストスコア64を目指したが、時間を追うごとに辺りは暗さを増して、「あがり3ホールは、距離感がまったくつかめず、バーディを取れる雰囲気じゃ、ありませんでした」と悔しがった。
 久保谷と同じ、通算10アンダー、8位タイでホールアウトしてきた手嶋多一は、17番で3メートルのパーパットを残し、「そのころには、かなり暗く激しい雨も降り出して・・・グリーンがどこにあるのかも見えにくい状態。“こんなとこでボギーにするのはいやや〜、と手探りで入れましたよ」
 最後の18番も本来ならば、バーディチャンスだったが、「無理して、オーバーしてもいやなので、2パットで手堅くいきました」と、慎重にならざるをえなかった

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