Tournament article
三井住友VISA太平洋マスターズ 2001
「ジャンボさんはもちろん、優勝を狙ってくる。でも僕だって、コロっとやられるわけにはいかない」
この日、2日目は3〜4メートルのチャンスをはずし、「もう少し、入れたかった」とパッティングに若干、不満も残るが、「それでも、ノーボギーだったのでね」とまずは及第点だ。
「5月のダイヤモンドカップのときは、自分を信じきって振っていけたけど、やはり今は、痛みのせいもあって、曲がるんじゃないか、と不安がよぎることがある。
手の影響で、球が右に出る不安もあるが、痛みのせいにはしたくない。痛いといっても、やはり試合に出ているわけだから、優勝する気持ちやりたい」
最終日は、師匠の尾崎将司と、最終組で戦う。
1打差で追われることについて、「もちろん、ジャンボさんも優勝を狙ってくるでしょう。だけど、僕だってコロっと負けるわけにはいかない」と、真っ向勝負。
ただし、昨年のミズノオープン最終日のように、下位から来た今野康晴に2人して抜かれた経験もあるだけに、「師匠ばかりをマークしていて、前のようなことにならないように、前半から飛ばしていきます」と、猛然となって、大会連覇を狙っていくつもりだ