Tournament article
日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2001
「この試合での優勝を、僕のゴルフライフに入れておきたい」(首位タイの飯合肇)
そのうち、今大会への意気込みをもっとも露わにしたのが、飯合肇だった。
昨年の第1回大会は、最終ラウンドが悪天候で取りやめとなった末の、4打差3位。
もし、中止になっていなかったら、「勝ってたよ!・・・な〜んてね。一応、そう言っておこうっ!」と笑ったが、まんざら、冗談でもない。
「昨年の3位は悔しかった。やはり、最後までやりたかった」と振り返った飯合。
「4日間やって最後に崩れたとしても、それはそれで納得がいったと思うし、4打差まで追いついておいて、(最後まで)やれないという悔しさがあったんです。
今年こそ、最後までやって優勝したい。この大会は、JGTOが一生懸命に力をいれて、日本のメジャーと銘打っているし、その試合に関わっている者としては、やはり、1度は勝っておきたい・・・。ぜひ、僕のゴルフライフに入れておきたいタイトルなんです」
47歳が、勝利への欲望を剥き出しにしている。