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つるやオープン 2001
▼ 2日目、トピックス 「わくわくした気持ちで・・・」
昨年のこの大会2日目に、10バーディ(1ボギー)を記録して、コースレコードを63に塗り替えたのが渡辺司だ。
「去年はね、初日にいきなり76もたたいちゃって、ちょっとふてくされてたんですよね。それでもう2日目は、『ぜったいにも予選落ちだ!今日は来週にむけての練習だ!』とか言って、ちょっとやけくそになってて・・・。そしたら、今度は10バーディも出ちゃう“ゴルフの不思議” 人間、縛られてるものから開放されると、突如として何が起きるかわかりません」と、昨年の快挙をなつかしげに振り返る渡辺。
しかし今年は、初日69、2日目はノーボギーの68と着実にスコアを伸ばしているだけに、「こういうときは、とてもじゃないけど昨年のような気持ちにはなれません」と苦笑い。
「昨日今日と、オーバーパーにした瞬間が一度もなく、少しずつ少しずつ順位が良くなってきてるって感じ。・・・こういうふうに上位に上がってきたときは、とても昨年の2日目のような思い切りのよい気持ちにはなれない・・・おかしなもんです(笑)」
通算7アンダーは、首位と6打差。2位タイで決勝ラウンドに突入だ。
「上位にいればいるほど、ゴルフはわくわくした気持ちでやれるんです。2日目に、この、“わくわく”の位置にいられることを喜びつつ、最終日にさらに、“わくわく”できる位置にいられるよう頑張りたい」と、話した。