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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001
「勝負せざるを得なかった」
小技で勝負する」と最終日に臨んだ渡辺。
前半は、アプローチに冴えを見せ、クラークがボギーとした11番、13番でバーディを奪って通算10アンダーで並ぶ健闘も見せたが、続く14番で、グリーン左にはずしてボギー。
バーディを奪ったクラークと、再び差が広がった。 3打差で迎えたラスト18番は、第2打をグリーンオーバー。パターで1.5メートルに寄せたものの、これがカップをクルリとなめて、ボギーフィニッシュに、「キャリーでボールは届くのに、グリーン上で止められなかった」と、悔しがった。
「今日は、ティショットがラフに行くことが多くて、セカンドがオーバー目。キャリーで届くのに、グリーンに止められなかったんです。
10番で、やっとフェアウェーに行ったと思ったら、それもオーバー。風の調整のミスですね。
でも、しょうがない。今日は行くしかない状況だったし、勝負してはいけないホールで、勝負せざるを得なかった・・・。
勝ったクラークは、総合力がありますよね。
僕は総合力を上げるのは、無理だから、自分のできることの中で、精度を上げていかなくてはいけません」