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〜全英への道〜 ミズノオープン 2002
「泣きたいです…」
前日、上がりホールでのダブルボギーを、そのまま、ひきずってしまったのか。
1アンダーからスタートした2日目もボギー先行で、結局、通算1オーバーで予選落ち。
今週は、何が何でも決勝ラウンドに残らなければならなかった。
大会主催が、所属のミズノであることで、ホストプレーヤーとしての責任を果たしたかったのと同時に、現在、鈴木の全英オープン日本予選ランクは、ボーダー線上の4位。この大会で、下位を突き放し、4年ぶり3度目の全英切符を確実に掴みたかった。
だが、この日はパッティングに手こずって、最低条件の予選通過さえ果たせず、鈴木は、ショックを隠せない。
「予選落ちなんかしている段階で、もうだめ。おまえは、今年、全英にいける状態じゃない、と言われているようなもの…」
まだ、完全に全英出場の芽がなくなったと決まったわけではないが、「もう、泣きたいよ」と、ほとんど諦めモード。
「試合の模様は、帰って、テレビで見ますけど…」と、鈴木。全英オープン出場権の最終決定は、つらい“自宅待機”となってしまった。