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ダイドードリンコ静岡オープン 2002

「最後の方法論を、講じてきた」今大会10年ぶりの尾崎将司は11位タイ

 ジャンボ尾崎がもっとも苦手とするコースのひとつ、ここ浜岡に、10年間ぶりに登場したのには、ある大きな目的があった。
 昨年8月のサンクロレラクラシック。強風下でのラウンドにすっかりと狂わされ、パッティングのイップスに。
 オフもさまざまな方法を試みて、その打開策を練りに練ってきた。
 その成果を試すのには、強風が吹くことで有名な浜岡は、うってつけ。
 苦手コースと「和解する」ためにも、「これしかないっていう、最後の方法論を講じて」とジャンボ。 初日を終えて、「徐々に、まとまってきている」と、手ごたえを掴みつつある。

◆ ジャンボの話
 「今日は風がおとなしかったのは、水曜日のうちに、和解できたからかな(笑)。
 風の中でも良いストロークができることをテーマに、これしかないっていう最後の方法論を、講じてきた。
 入る入らないは別にして、昨日のあの強風の中でも手が動くようになっているし、徐々にまとまってきてはいると思う。
 ただし、ショットはいまいちかな。先週から微調整をはじめているが、練習ではそこそこできるんだけど、本番で、自分のモノになりきれてないって感じ。もうひとつ、思い切れてないんだな」

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