藤田寛之、大会2度目の優勝へ

「今日は、同じ組のマークセンが、前半、がんがん伸ばしていて、友利さんは、ボギーが先行していて。
これで、僕も打っちゃったら、マークセンひとりに行かれちゃうって感じたので、頑張りましたよ（笑）。
彼に、プレッシャーをかけられるゴルフをしよう、とね。
今日はショットの調子は、よくないながらもパットがそれをカバーしてくれた感じ。
特にアイアンが右にぶれていて、修正を加えながらプレーしていたのですが、うまくいかず…。
ドライバーのほうはそれほど悪くないだけに、アイアンがピンに行けば、自分に、期待もできそうなんですけどねえ。
インパクトで、どうも、ヘッドが開いて、ボールがつかまえられていないようなんですが、その対処法として、以前のクセだった、上体でつかまえに行こうとする動作は、したくない。
上体を残しながら、インサイドにクラブを入れて、球をつかまえようと思ってやっているんですが、コースに出ると、どうしても、ミスしたくない、という気持ちが先行してうまくいかないんです。
いかに勇気をもって、その課題が実戦できるか。毎ショット、それに挑戦しながら、まわっているんですけれど…。
明日の結果は、その課題と、あと、前半の出来次第。
アウトコースは、距離もあるし、ポイントが狭いホールが多いので、ティショットに非常にプレッシャーがかかる。
パープレーでもいいから上手にしのいで、バック９へ。
そういう展開に、持っていければと思う。
…それにしても…、優勝、したいですよねえ！！
なんていっても、そんな簡単にはいかないと思うから、とにかく、1打1打大事にしながら、ベストを尽くしたいと思いますね」

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