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ジョージア東海クラシック 2002

「こういう経験が、僕を強くしてくれる!!」

大会に設けられた“新人賞”を狙う! デビュー4年目の高山忠洋

2番でイーグル、3番でバーディ。ロケットスタートで、一時上位争いを続けていた高山が、後半、三好のワナにはまった。
18ホール中、この日5番目に難しかった13番パー3で、グリーン奥に打ち込んでボギー。
さらに、左下に崖が待ち受ける最難関の16番パー3では、トリプルボギーの洗礼を受けた。

ほぼグリーン中央にあった、この日16番のピン位置。「絶対に左はダメ」とアドレスでは、右バンカー方向を向いていたつもりだったのに、「どうして、左に行ってしまったんだろう…」と、高山は、首をかしげた。
「無意識の中で、ピンを狙ってしまったんですね…。あ〜、まんまとハマって、しまいました(苦笑)」

結局、1アンダー14位タイまで後退したがデビュー4年目、24歳の高山は、「でも、こういう経験が僕を強くしてくれるんですよね!」と、あくまでも前向き。
それに今大会では、ツアープレーヤー転向後3年以内もしくは出場30試合内の選手の最上位者には、100万円の“新人賞”が設けられている。
高山も、その該当者。
「100万円、必ずゲットします!」
波に乗れば、爆発的スコアを出せる選手だけに、注目が集まる。

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