Tournament article
Philip Morris K.K.Championship 2002
「良い武器を、手に入れたよ!」
前日、ドライビングディスタンス計測ホールの4番パー5で、304ヤードのビッグドライブ。ランキングは、2日目終了時点で、平均286.75ヤード飛ばして第4位だ。
豪快さがウリのジョーンズが、さらなる“武器”を手に入れた。
5ウッドだ。
これまでの2アイアンだと、飛距離は出るが、高弾道の球が打てず、悩んでいた。
先週の大会で、かわりにこの5Wをバッグに入れてみると、非常に良い仕事をしてくれることがわかった。
「高い球で、飛距離も出るし、フェード、ドローと打ち分けも自在!」
この日は、5番パー4のティショットで5Wを握り、バーディを奪うなど「かなり良い感じ」と、効果てきめん。
「もともと調子は良かったんだけど、この新しいウッドで、さらに完璧になったよ」と確かな手ごたえだ。
先週、日本ツアー初Vをあげたスコット・レイコック、先々週のデービット・スメイルは、母国豪州ツアーでともに戦ってきたライバル。このまま、置いていかれたくはない。
「彼らの活躍にはもちろん、気持ちの上でも引っ張られていますからね」と、表情を引き締めたジョーンズ。
「2人に続いて、僕もぜひ今週、勝ちたい」
このまま最終日までトップを走り続けて、オーストラリア勢の強さを見せつけることができるか。