Tournament article
カシオワールドオープン 2002
「ジェットに、良いプレッシャーをかけたい」
「最終戦だしね、1度くらい、こういう位置に立ちたいと思っていた。
今日はバーディ、バーディと、良い流れのスタートがきれて。
9番で3パットのボギーにしてしまったけど、それも、そのあと、40分のインターバルの間に、うまく気持ちを切り替えられた。
普通なら、ハーフで休憩なんて挟まないんだけどね、これが良い方向に作用してくれたんだ。
9番は、今日はピンの位置も易しくて比較的取りやすいホール。そんなホールでボギーにしてしまうと、引きずりがちだけどね、うまく切り替えることができたのが良かった。
今週は、入れたいと思う距離のパットが、良く入ってくれているよ。
だからやってて、面白い。
今年はパットが悪くて、いつになくパターもよく替えたんだ。
普段なら、年に1、2度、替えたらよいほうだけど、今年はもう何本替えたか、分からないくらい。長尺も、試したしね(笑)。
それでも、最後までこれだ、というものに、めぐり合えなかった。
今週は、先週の最終日に使ったパターを使っているんだ。もう今年の試合も、最後になってしまったけど、それでも、最後に選んだパターで、こうして良いパッティングができたっていうのは、嬉しいね。
ここ最近は60台は出ても、65、64っていうのが、なかなか、出なかったから…。
このコースでは、過去2回ほど優勝争いに絡んでいるから、しびれたときのプレッシャーには、強いのかもしれない。
せっかく上位に来れたので、それなりの戦いをしてみたい。
同じ世代のジェットが上にいるし、励みにもなる。
ジェットにも、良いプレッシャーをかけたいし、明日から、とても楽しみですよ」