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カシオワールドオープン 2002

2位と3打差トップで最終日を迎えることになったブレンダン・ジョーンズ

サスペンデット決定の知らせを受けたクラブハウス前で、ジョーンズが、透明のビニール傘をさしておどけた(=写真右)。
「僕にとっては恵みの雨、かな…(笑)」

もちろん、できることなら4日間ラウンドをしてビッグマネーを手に入れたかったのはやまやまだが、それでも、2日目終了時点ですでに3打差の首位に立っていたジョーズには、この日の雨は、逃げ切りVで、ツアー2勝目を手に入れるには好都合といえる。

「ゴルフも気力も、充分。初優勝したときと同じくらい調子が良いから、たとえ雨の中のラウンドだって、今の僕には何の問題もなかったはずだけどね! それでも今日の競技短縮は、ラッキーでした」

この日3日目は、決戦前の良い休養となった。
午後からの空いた時間は、「新しいカメラの操作方法習得のために使う」とジョーンズ。
実は前日初日に、ギャラリープラザで、大会主催のカシオ製の世界最薄カードカメラ『エクシリム』を購入している。
母国・オーストラリアでは、「日本の倍はする」高級品だそうで、ギャラリーテントで陳列の商品を見て、即決した。
「良い買い物をしたよ!」とたいそう満足げなリーダーは、「これで明日の優勝シーンを撮ろうかな(笑)」。
すっかり、“その気”になっているが…。
 
「4日間、プレーできなかったのは残念だけど、ツアー2勝目を狙う僕にとってはラッキーかもね。何しろ、僕には3打差のリードがあるから。調子も気持ちも、今月初めに、初優勝したときのまま。今日はホテルでゆっくり休んで、今週勝ったカシオのデジタルカメラの操作方法でも、覚えようかな(笑)」

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