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日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2002

 今季のツアープレーヤーNO.1は誰の手に… 勝てば5年シード、WGCNEC招待への出場権が得られるメジャー戦、いよいよ最終ラウンド突入

 とうとう予選から数えて4日間、同じ組での決戦だ。
 久保谷健一と佐藤信人。
 「お互い、毎日バーディ合戦みたいに気持ちよくプレーできた」(久保谷、佐藤)。
 スコアの伸ばし合いで、連日2人で上位を占拠。この日の第3ラウンドも通算13アンダーで首位の久保谷に、佐藤が1打差2位で、ピタリとつけた。

 久保谷「毎日、佐藤さんには、すごいプレーを見せてもらってます」
 佐藤「いやいや、僕もいま、ノリにノッてる久保谷君とずっと一緒で光栄です」
 久保谷「いやあ、佐藤さんのアイアンショットなんてほんとすごくて、ほとんどカップをなめるくらいなんですよ」
 佐藤「久保谷君は誉め上手。謙遜キャラで、人のことばかり誉めている。久保谷君だって、プレーのリズムがとても良くて、性格もおだやかだから、回りやすいんですよ」
 久保谷「いやいやいやいや僕なんて…。佐藤さんとのプレーは、ほんとうに勉強になります」
 佐藤「…(笑)」
(3日目ホールアウト後のテレビインタビューより)

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