Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2002
「今年は4年目の周期です」
まずはじめが、94年。苫小牧で行われた『日経カップ』での優勝を機に、「北海道が大好きに」。
さらに、4年後の98年。ツアー4勝目の『札幌とうきゅうオープン』で、北海道との相性の良さを、確信したという鈴木。
あれから時は過ぎ、「今年、再び4年目です。周期でいえば、今年、北海道で勝てるはず…(笑)」。
この日2日目の、ノーボギーの67も、データを裏付ける格好の材料だ。
なぜ、“北海道”がいいのか。その理由を、鈴木はこう自己分析した。
「普段の僕は、夜、飲み歩いたりしないけど、北海道にくれば、応援してくださる知人がたくさんいて、その方々と一緒によく、お酒を飲む。いつもならさっさとホテルに帰って、ひとり、その日のゴルフについて悶々と考えていることが多い僕ですが、ここでは、良い気晴らしをさせてもらえる。それが、スコアに結びつくのかもしれませんね」
「そろそろ、僕も年を取ったから(笑)」と翌日のことを考え、21時前後には、宴を切り上げ宿舎に戻る毎日だが、北の大地に抱かれて、心からリラックスして戦っている様子。
今年は今週のほか、あと2試合、道内の大会は残っているが、ぜひこの大会で、“4年目”を迎えたいところだ。