Tournament article
東建ホームメイトカップ 2003
初シード入りの高山忠洋が自己ベストの2位タイ
初日のイーグルを含め、3日間、4アンダーをマークしていた17番パー5。「最後も、 絶対に取りたかったのに!!」第2打を右のバンカーに打ち込んで、アプローチが寄 らず。パーに終わって逆転のチャンスは消えた。「悔しい、とにかく悔しい」高山 は、自己ベストの2位にも納得できず、顔を真っ赤にして悔しがった。 あとでチャンピオンのストルツが、最終ホールをボギーとしただけに、いっそう思い はつのる。 初優勝の可能性をみすみす逃した悔しさに、「勝ちたかったな・・・」ため息混じり に 何度も洩らした。
今季初シード入りを機に、岐阜県美濃加茂市のワンルームマンションから、愛知県犬 山市に引っ越した。連戦に備え、用意した3LDKに今年に賭ける思いが伺える。 昨年は、大事なシーンで気合いが入りすぎて球が飛びすぎたという失敗も多かった が、この開幕戦でいきなりの優勝争いに「今年は、余分なアドレナリンが取れてきた みたい。打ちたいポイントにも打てているし」と感触がつかめたようだ。 「今週を良い経験にして次につなげていく」懸命に気を取り直していた。