Tournament article
東建ホームメイトカップ 2003
「今年は、第3黄金時代を築く年」尾崎将司
例年以上に厳しい姿勢で臨んだ、3ヶ月のオフシーズンだった。 「ほんとうに充実していた。あっという間の3ヶ月。おかげで今年は、自分がいちば ん自分に期待できる」
前日火曜日に東建多度CC・名古屋を9ホール、そしてこの日水曜日は、坂東英ニさ ん、力也さんらとプロアマトーナメントを楽しみながら18ホールをじっくりと下見し て、「1月からやってきたことの、成果が出ているよ」と、本番を直前に好感触を得 ている。
クラブの準備も万端だ。 新たに契約を結んだプロギアのドライバーは、高い打ち出し角でスピン量を減らし て、距離を出す工夫がされている。なおかつ方向性も抜群で、「ここまで曲がらない ドライバーは見たことないよ」と絶大な信頼を置く。 中空アイアンの「精度もグッド!!・・・あとは本人次第だな」と余裕の笑みだ。 今年は、自身の「第3黄金時代を築く年」と位置付けている。 そういう意味でも、1年を占うのに大事な今週のこの第1戦を「ジャブとしたい」と意 気込む。
周囲の期待の大きさが、さらに気持ちに拍車をかける。 東建ホームメイトカップのホームページ上で、現在も募集中の優勝者当てクイズ。 100万円が当たるこの懸賞で、いまのところ出場選手中、トップにランクイン。 「みんな、良く分かっているじゃない」と相好を崩したジャンボ。 「・・・しかし、始まる前からそんなに期待されているなんて、選手としてほんと嬉 しい限りだね」。
自身の、そして多くのファンの期待を背に、ジャンボが2003年の第1戦に挑む。