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日本プロゴルフマッチプレー選手権 2003

<第2回戦の結果>Bジョーンズ VS 横田真一 2-1で横田の勝利

勝った横田のはなし「昔小さかったころ、世界マッチプレーを見ていたとき に解説の人が『最初に1ダウンしたほうの選手が9割の確率で負ける』って言ってたん ですよ。それをずっと信じていて。だから今日も最初に1ダウンしたとき、『ああ。 もう僕が負けるんだ』って思ってたんですけどね(笑)。
今日は、14番がキーポイントでした。パー5。第2打、スプーンで届く距離なんだけ ど、あえて刻んだんです。ブレンダンは、第2打を先に3メートルに乗せていたんです けど、僕はそれ以上につけて、プレッシャーを与えてやるって思った。サンドウェッ ジでグリーンの右エッジサイドにバックスピンで1メートル。このショットが、ブレ ンダンにダメージを与えた。
ブレンダンはこのイーグルパットをはずして。僕はしっかりと沈めてバーディで分け ることができた。たとえ相手がイーグルチャンスでも、それより中に、きっちりと バーディチャンスにつけておいたら相手はびびるって聞いていたとおり。このホール が、今日のキーホールだったと思いますね。
マッチプレーは、心を鬼にして、孫子の代まで叩きのめすつもりでやらないと、って よく言いますよね。・・・でもね僕は意外とお人よし。やられたら、やり返す、じゃな くて僕の場合はやられたら逃げるタイプ。だって、やり返してまた次にその倍もやら れたら、いやじゃないですか。明日以降は、どうなるかなあ・・・」

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