「いつかはここ（輪厚）でよい結果を・・・と言いつづけて、いったい何年たっちゃっ てんだか・・・」と苦 笑いを浮かべるのは、今大会ホストプレーヤーの伊沢利光。大会主催の全日 空と所属契約を結 んではや3年目。勝って周囲の期待に答えたいのはやまやまなのだが、ここでの成績 は、昨年の16 位が最高。「相変わらず、グリーン上がだめで・・・」この日のアマプロトーナメント でも、グリーンを外した のは1ホールだけ、とショットは抜群なのだが、奪ったバーディは「たった2個で ・・・」と表情も冴えな い。毎年、輪厚への苦手意識をなんとか払拭しようと乗り込んでくるのだが、なかな か出口が見当たら ないのだ。

今大会終了時点の賞金ランク上3人には、10月第1週の世界ゴルフ選手権アメリカンエ キスプレスチャン ピオンシップ（10月2-5日、米アトランタキャピタルシティC）の出場権が与えられ る。伊沢は現在同ラ ンク3位。出場権を確実に手に入れておくためにも、「ここでしっかりやっとかない と、やばいですもんねえ・・・」と気合を入れた。注目の大会初日は、師匠の尾崎将 司、谷口徹と12時13分に10番ティよりスタート。

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• 伊澤 利光
• 谷口 徹