7番で、手前15メートルからチップインイーグルを奪うなど、一時、トップを走って いた谷原だったが 、大洗の最難関ホール、17番パー4で右林に打ち込んでダブルボギー。2打差の2位に 沈んだが、もとも と、あまり後々まで引きずらないタイプだ。
「まあ、17番なら、しょうがない。ミスはここのティショットだけだったし」と淡々 と、昨年12月のア ジア・ジャパン沖縄オープンに続く、今季2勝目を追いかけていく。
谷原の話
「首位を走る平塚さんは強敵。守るタイプの選手じゃないし、明日は前半に、どれだ けついていけるか 、です。明日の午後から少し天候が崩れるという予報。僕は、開き直りがいいせい か、悪天候になるほ ど、スコアがいいのでちょっと、期待しているんですが・・・。
12月のアジア・ジャパン沖縄オープンのほかに、今年は2勝することを目標にしてい ます。2年連続で全 英オープン（※）にも行きたいし、明日も優勝を狙ってやります」
※今週は“全英オープン日本予選”シリーズ第3戦
世界最古のメジャー戦『全英オープン（7月15－18日）』の本戦出場権をかけた “全英オープン日本 予選”の真っ只中だ。第1戦の日本プロゴルフ選手権から、6月の『〜全英への 道〜ミズノオープン 』までの計6試合の賞金ランクを合わせた“全英ランク”上位4人に、今年の会場『ロ イヤル・トルーン 』への切符が与えられる。今週の三菱ダイヤモンドカップ2004は、その対象試合のう ち3戦目となる。
現在、“全英ランク”でトップに立つのは、前週のマンシングウェアオープンKSB カップでプロ6年目の 初優勝をあげた三橋達也。

• 谷原 秀人