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日本オープンゴルフ選手権競技 2004

デービッド・スメイルが2打差2位「あのときと、似た空気があるね」大会2冠に手ごたえ

この日3日目は、前日第2ラウンドの残り競技と、第3ラウンドの計25ホールをプレー。穏やかな笑顔をちょっぴりゆがめて、ホっと息をついた。
「疲れた・・・。コースは難しいし、風も強かったし、もう、1ホール1ホールで精一杯。今日はほとんど、ラウンドの内容を覚えてないや・・・」。

日本海からの風が吹き荒れたこの日の第3ラウンドで、アンダーパーを記録した選手はわずかに2人。
そのうちの1人が、69のベストスコアをマークしたスメイルだ。
195センチの長身ながら、ステディなプレーが持ち味。タフなコンディションほど、高い集中力を発揮する選手でもある。

この日の第3ラウンドで、3回使用したドライバーは、あまり良い結果が得られなかったため、翌日の最終日は、完全封印するつもりでいる。

「とにかくセーフティに。確実にフェアウェーキープして、チャンスがあれば狙っていくゴルフ」。

そのプレースタイルに思い出されるのは、山口県の下関ゴルフ倶楽部で行われた2002年の日本オープン。安全なゴルフに徹して、初の栄冠を手にした。

当時の会場も、海に面したシーサイドコースだった。
「・・・今週も、あのときと似た空気があるね」とスメイル。大会2勝目にむけ、手ごたえをつかんでいる。

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