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コカ・コーラ東海クラシック 2004

野仲茂 4アンダー4位タイ「僕と“同い年生まれ”で、ゲンの良い試合なんです」

難攻不落といわれる三好でボギーなしの4アンダーをマーク。ピンチホールもないではなかったが、左土手に打ち込んだ8番パー3で、8メートルのパーパットを沈めてしのぐなど、粘りを見せた。

加えて、ティショットが好調。今年、例年以上に深いラフに入れたホールはほとんどなく、唯一、打ち込んだ2番も冷静に刻んでアプローチで80センチに寄せてバーディを奪った。4アンダー4位タイ発進に、「上出来です!」柔和な笑顔がこぼれ出た。

野仲にとって、ゲンのいい大会が、このコカ・コーラ東海クラシックだ。
2001年に7位タイに入って初シード入りの足がかりをつかむと、翌年の2002年も7位タイにつけて、シード権の保持を確実なものとした。

毎年、大会週に誕生日を迎えるのも励みとなっている。しかも、大会が始まった年と同じ1970年生まれ。
「“同い年”の大会なだけに、『良い1週間にしたいな』という気持ちが、いつも良い結果につながっているのかもしれません」。
まずは初日の好スタート。このまま上位で踏ん張って、9日(土)の34歳の誕生日こそ、最高の笑顔で迎えたい。

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