Tournament article
カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2004
今週のカシオワールドオープンは、賞金シードを狙う選手たちにとって事実上の最終戦
その前後、ランク70位の飯島博明から76位の宮里聖志(=写真)までの選手が現在1400万円台に乗せており、僅差でひしめき合っている状況だ。
その中でも宮里(聖)ほか、ランク74位の高見和宏、同75位のグレゴリー・マイヤー、89位の前田雄大、95位の富田雅哉ら、順位シード争いをしながらも今週のカシオワールドオープンに出場権がない選手たちには、主催者推薦枠が与えられ、最後のチャンスを戦う。
もしこの競争から脱落すれば、来月に行われるファイナルクォリファイングトーナメント(ファナルQT)の会場のKochi黒潮カントリークラブ(高知県)で来季の出場優先順位を争われなければならない。
また、それまでのサードQTで失敗している選手は、そのまま2005年ジャパンゴルフツアーへの道がほとんど絶たれることになる。
今週は、華やかな優勝争いと賞金王争いの裏で、生活をかけたシビアな争いが繰り広げられる。