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〜全英への道〜 ミズノオープンゴルフトーナメント 2005

藤井かすみプロがプロアマ戦に参戦ジャンボ尾崎とのラウンドに、連覇へのヒントをつかんだ

スタートするなり、「それじゃ、入らないだろう?」と言われた。最近、パッティングが不調だった。
それを、ジャンボに言い当てられた。
「構えを見ただけで、なんか気持ちが悪かったよ」とも。
それから、ラウンド中にアドレスや、手の使い方をいくつか教わった。
それだけで、ホールアウト後には悩みが解消されていた。

この日のプロアマ戦で、ジャンボ尾崎とプレーした藤井かすみ選手(=写真右)は、今週の女子ツアー『プロミスレディス』のディフェンデイングチャンピオンだ。
その開催直前に、タイトなスケジュールにもかかわらず、大会主催ミズノの契約選手としてここJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部にやってきた甲斐があった。
はじめはそのオーラに圧倒されて、「得体の知れない緊張感」で一杯だったが、藤井プロはもともと人なつっこい性格。すぐに打ち解け、ジャンボじきじきのレッスンまで受けられた。
「無理して来てほんとうに良かったです!」。
“連覇”への足がかりを手土産に、表彰パーティ終了後はあわただしく、女子ツアー会場のウォーターヒルズゴルフ倶楽部(兵庫県)へと向かった。

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