Tournament article
コカ・コーラ東海クラシック 2005
深堀圭一郎「ここで活躍することが、何よりの恩返しになる」
「長年、お世話になっている大会を留守にするわけにはいかない」。
やはり今週開催のWGCアメリカンエキスプレスチャンピオンシップ。賞金総額750万ドルの出場権があったが、直前で思いとどまりキャンセルした。
先週1週間のオープンウィーク。「万全の態勢で今週を迎えようと」摂生して体調を整えていたがそれがかえって良くなかったのだろうか。
先週木曜日に風邪をひいてしまったのが不甲斐ないが、いざ会場に入ると自然と燃えてくるものがある。
看板やティフェンス、選手とギャラリー経路を区切るロープまでもがすべて赤い。
大会のイメージカラーに染まった三好カントリー倶楽部を見るなり、「刺激を受けた」。
発熱や喉の痛みに耐えて、這ってでもここでプレーする価値がある。
「ここで活躍することが、何よりのスポンサーへの恩返しにもなるから」。
ちょうど最終日(9日)に重なった自身37回目の誕生日を最高の日にするためにも、今週も歯を食いしばって三好に立つ。
写真=この日5日(水)は、やはりコカ・コーラとサポート契約を結ぶ女子プロ、横峯さくらさんとのプレー。
17歳も年下の女子プロとのラウンドに「想像以上に可愛くて・・・」と、ちょっぴりオジサンじみた発言で笑わせつつ、「良く飛ぶし、ゴルフの内容も素晴らしくて。僕にも盗みたいところがありました。条件が整えば男子ツアーでも活躍できるのでは?」と、さくらさんのゴルフを誉めちぎった。