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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2005

深堀圭一郎が4位タイ

スタートの1番で、5メートルのバーディチャンスを決めて気合が入った。
「2日目、3日目ともフォロー風で続けてボギーを打っていたから。今日はまず、絶対にここで取ると決めていた」。

有言実行を果たしたことで、波に乗った。
ボギーなしの5アンダーでまわって通算11アンダー、4位タイ。

3週前にひいた風邪は、まだ完全に治っていない。
体調が万全ではないだけに、他の選手のプレーを待つ間に硬くなってしまいがちの体を気遣って、ラウンド中もこまめに屈伸運動を続けながら、1打1打、丁寧なプレーを心がけて最終日に巻き返した。

現在、賞金ランクトップを走る片山晋呉が2日目に失格をした。
片山のいない間にできるだけ差を縮めたい。
その一心で戦った。
これで、約2000万円まで詰め寄ることができた。

次週こそは片山も牙をむき、容赦ないプレーをしてくることだろう。
「・・・僕も体調を整えて、高いレベルで彼と向き合いたい。・・・年末に、大きな実りが来るようにね」。

賞金レースは、ますます熱く燃え上がる。

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