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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2005

小山内護がコースレコードタイの63をマーク「ショットはいつ優勝してもおかしくない状態」

この日、エースパターに戻してプレーした。見た目は、ヘッドの部分が黒か青かの違いだが、前日まで使っていた青のものは「転がりが良すぎて、つい打ちすぎちゃう」。
7番で3パット、17番では4パットを打って「これは、いかんな、と」。
すぐに従来の黒いヘッドに戻した途端に、ボギーなしの9アンダーをマーク。

インコースからスタートするいわゆる“裏街道”から一気に優勝争いに浮上した。

パッティングの不振で、99年のツアー通算2勝目を最後に勝ち星に見放されているが、今年7月に思い切って握った中尺パターが、復活のきざしを呼び込んでいる。

ツアーきっての飛ばし屋は、今年も2年連続のドライビング王をほぼ確定させて、「ショットは、いつ優勝してもおかしくない状態」と胸を張る。

「問題はパット。まだ、ビビリながら打ってるからね」というものの、この日は意外と上位が伸び悩んで首位とは3打差。

「最終日はとりあえず、トップ10入りを目標にする」。
控えめながら、闘志を燃やした。

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