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日本プロゴルフ選手権大会 2005

谷原秀人「自分は、下手になってないと確信できた」

最後まで懸命に食らいついた。前半、ピンチをしのぎ、3打差でハーフターンすると、13番、14番で連続バーディ。しかしそのあとのホールで、差を縮めることができない。

「・・・僕が入れるとSKも入れ返してくる。特にアプローチが、すばらしかった」。

それでも、最後まで攻めの気持ちは失わなかった。
2打差で迎えた18番パー5。「バンカーに入れても、グリーンをオーバーしてもいい」思いきり振り切った第2打は、グリーン奥。ボールは、ラフの中にスッポリと、はまりこんでいた。
寄せきれず、パーに終わった。

「今日は良いゴルフをしたと思うけど・・・SKと同じ69。それじゃ、かなり苦しいですよね・・・」悔しそうにうなだれたが、それでも、きゅうきょ帰国して出場した今大会の収穫は「自分は下手になっていない」と、確信できたことだ。

再び復帰する米ツアーではこの2位を糧に、自信を持って戦いたい。

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