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東京ドームカップ 2005
チャレンジ最終戦東京ドームカップ初日は富田雅哉が単独トップ
心配されていた台風20号は関東の南の海上をスライスしてくれたため、全体的に曇りベースとなっているものの風の影響もなく各選手たちは着実にバーディを積み重ねていった。
チャレンジ最終戦の初日トップに躍り出たのはプロ3年目の富田雅哉(瑞陵GC)。富田は今季のチャレンジ開幕戦のPRGR CUP(関東)で優勝を飾っており、ツアーでもJCBクラシック仙台で9位タイに入る活躍をみせた。しかし、夏場に入って左肩の不調から前半戦の勢いが止まった。
「シードの欲が出たりで体のケアを何もしないで練習だけを行なっていたために左肩を痛めてしまった。そんな中、ツアーで選手達のケアやアドバイス等を行なっているプレジャーの成瀬さんに相談して、体のケアのやり方や練習の仕方を伺ってその通りにやっていたらお陰で良くなってきました。でも、この怪我のお陰で色々なことがわかりましたし、逆に良かったと思います。」まだ、ショットの時左胸あたりが突っ張る感じがすると心配を抱えながらもアウト1番スタートの前半4バーディ、ノーボギーの32で折り返した富田は、続く後半も4バーディ、ノーボギーの31、トータル63の8アンダーで単独トップに躍り出た。
「今日は出来過ぎですね。タンタンとプレーができたのが良かったと思います。明日も今日のようにリラックスしてプレーができるように頑張りたいですね。」今季ツアーを主戦場として闘ってきた富田は、チャレンジでの試合は2試合のみ。開幕戦で優勝を挙げているものの現在賞金ランキングは16位。米ツアーで参戦中の田中秀道を師匠とする富田は3ヶ月に1度くらい電話で報告しているという。「しばらく連絡を取っていないので、ここでなんとか優勝して賞金ランキングで5位以内に入って報告したいですね」と明日の意気込みを語った。